2010年06月28日

「マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔」

観てきた。「マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔

「THIS IS IT」と異なり、歌やダンスは一切出てきません。
イベントに出た時のMJの様子やMJの受賞記録の紹介、おそろしいテンションのMJファンの映像を主にして構成しています。トイレに立つMJやちょっと下品な話をするMJの映像を観ると、生身の人間だったのだと感じます。
とりわけ印象的だった場面が、MJに憧れて音楽業界に入ったという少年と会話する際、もじもじもじもじするMJの姿です。大勢の前で歌ったり躍ったりするのは平気だけど、少数の人間と対面するのは苦手なんだ、と釈明する姿は、ショートフィルムやライブ映像で目にする神格化されたMJとはまるで別人で、なんでか胸につまって苦しかったです。何億枚ものCDを売り上げ全国に崇拝者を持つ王様の放つ巨大な光の陰に、おっかなびっくりしている素朴な少年を垣間見たような気がします。

例えばの話、アフリカのどっかの村で、歌もダンスも飛び切り上手な若者がいたとして、若者がそれによって得られる物は、他の村人からの尊敬ともしかしたら嫉妬とそれから可愛いお嫁さんくらいじゃないだろうか。才能がお金に換算され、それが欲望を膨らませ人が群がるような現代社会においては、飛び抜けた才能は本人にとっては幸せとは言えないのかもしれないなぁなんて、考えてしまいました。
posted by onb at 20:12| Comment(0) | 映画館で観た映画。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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